英語の野菜が増える傾向

食生活が豊かになった影響を受けて世界各国の料理が国内にも流入するようになりました。合わせて健康に対する意識も高まって様々な種類の野菜を手に入れて食べようという動きも強まっています。家庭菜園も流行するようになり、ベランダで簡単に育てられるものを家庭で育てて食べることも増えてきました。このような影響からもともとは日本では食用として流通していなかった野菜もよく見かけられるようになってきています。結果として茄子や胡瓜、人参や大根などのように漢字表記ができるものばかりではなく、英語がカタカナになっただけの名前の野菜も増えてきているのが現状です。

茄子はegg plant、キュウリはcucumber、人参はcarrot、大根はradishといった形で対応する英語があります。まるで名前が異なっているのはそれぞれの文化の中にもともと存在していたからであり、近年になってから輸入されて食文化の中に取り込まれてきたものではないからです。一方、トマトはtomato、アボカドはavocado、ズッキーニはzucchini、アーティチョークはartichokeといった形で英語をカタカナにしただけのものも多くなってきています。大半の野菜は日本語と英語でまるで名前が異なりますが、近年になって日本の食文化に取り入れられたものはカタカナ表記なのが一般的です。ただ、気をつけておきたいのは必ずしも国内で流通しているものと海外で流通しているものが全く同じではないということです。カボチャはpumpkinですが、アメリカでpumpkinというと必ずしも日本で栽培している種類を指し示すわけではありません。Japanese pumpkinやkabocha pumpkinなどとして販売されていることもよくあります。

まだ国外から流入してきた野菜については流通量が少なくて店頭では見つけられないものもしばしばあります。しかし、業務用食材の通販を利用すると多くの種類を見つけることが可能です。イタリア料理やフランス料理、ベトナム料理などの各国料理のレストランなどを対象としてあまり流通していない野菜を取り扱っていることがよくあります。そのときには英語をカタカナ表記した名前で記載されていることも多く、比較的最近になって日本に流入してきたものなのだと推察することが可能です。

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